⇒ 大リーグで29年間審判員を務めるデール・スコットさん（55）が同性愛を公表した
⇒ 28年間連れ添うパートナーがいることも明らかにされた
⇒ アメリカの主要プロチームスポーツの男性審判員がカムアウトするのは初めて

⇒ プロバスケットボール協会（ＮＢＡ）のジェーソン・コリンズ（35）が現役引退を表明
⇒ 「ゲイであることを隠さずにプレーできて、幸せな気持ちで引退できる」と語った
⇒ コリンズ選手は2013年4月、ＮＢＡの現役選手で初めて同性愛者であることをカミングアウトした

⇒ 米アップルのティム・クック最高経営責任者(53)がゲイであることをカミングアウトした
⇒ クック氏は「ゲイであることを誇りに思う」「人生をより豊かなものにしてくれた」などと語った

⇒ オバマ大統領は21日、連邦政府の契約業者に同性愛者への差別を禁止する大統領令に署名した
⇒ 共和党が多数を占める下院で法案成立が滞っているため、オバマ氏は大統領令で政策を実現していく構え
⇒ オバマ氏は「多くのアメリカ人が同性愛者というだけで職を失っている。これは間違いだ」と訴えた
⇒ 共和党は権力乱用としてオバマ氏を訴える準備を進めている

⇒ オバマ大統領は17日、ニューヨークで開かれた同性愛者らの会合に出席
⇒ 同性愛差別禁止へ大統領令を準備するよう事務当局に指示したことを明らかにした
⇒ この大統領令は、連邦政府の契約業者が同性愛を理由に従業員を差別することを禁止するもの
⇒ 上院では昨年、政府の契約企業以外を含め差別を禁止する法案を可決したが、下院で審議が滞っている

⇒ ジョディ・フォスターが写真家兼女優のアレクサンドラ・ヘディソンと結婚していたことがわかった
⇒ ヘディソンさんはエレン・デジェネレスの元恋人。交際から１年で結婚となった
⇒ フォスターには父親の名前が公表されていない２人の息子がいる

WIKIPEDIA

ジョディ・フォスター

⇒ ブルックリン・ネッツと10日間契約を結んだ直後に行われたレイカーズ戦にコリンズが出場した
⇒ コリンズは昨年４月、前の所属チームとの契約が切れた後にゲイであることを公表した
⇒ 今回の出場で、米国メジャースポーツで初めて、同性愛を公言後に試合出場を果たした選手となった

WIKIPEDIA

ジェイソン・コリンズ

⇒ マックルモア＆ライアン・ルイス『same love(セイム・ラブ)』をバックに会場中央で結婚式が行われた
⇒ 34組のカップルには同性カップルらが含まれており“歴史的な演出”となった
⇒ 「同性愛は生まれつきなのに保守派の人は治療すれば治ると思ってる」などストレートな歌詞が特徴
⇒ サビの部分を歌っているのはレズビアンのメアリー・ランバート
⇒ ピアノ部分は黒人コーラスグループ、インプレッションズの1965年のヒット曲
⇒ ピアノ部分の「ピープルゲットレディ」は、黒人公民権運動の象徴となっている曲
⇒ 続いてマドンナが登場し『オープン・ユア・ハート』を熱唱、会場は感動の嵐に包まれた
⇒ 『same love(セイム・ラブ)』の他、今年のグラミーでは同性愛をテーマにした曲が３曲も披露された

⇒ ソルトレイクシティで行われた同性愛者の集会で12歳の少年がスピーチを行った
⇒ 12歳とは思えない落ち着いたスピーチで、その内容が感動的であると話題になっている
⇒ 「僕が愛情に恵まれた家庭で育ったことを信じない人がいるが、それは間違っている」などと話した
⇒ ユタ州は同性婚が認められたばかりの州だが、州側が控訴して結婚が差し止められたり、もめている

⇒ バチカン（ローマ法王庁）がライモント・レオ・バーク最高裁長官（枢機卿）を解任した
⇒ バーク枢機卿は同性愛や再婚を容認しない厳格なカトリック教義を重視する保守派の重鎮
⇒ バーク枢機卿は同性愛に柔軟なフランシスコ・ローマ法王反対派の急先鋒でもあった

⇒ バチカン（ローマ法王庁）で５日から19日まで開催されていた世界代表司教会議（シノドス）
⇒ 18日に同性愛者への「寛容」表現を承認するかの司教らによる最終投票が非公開で行われた
⇒ 半数以上が支持に投票したが、承認に必要な３分の２には届かなかった
⇒ 離婚・再婚者への柔軟対応を示す項目も承認されなかった

⇒ 過激組織イスラム国が、シリア南東部デリゾール県で、ゲイ男性２人を処刑した
⇒ 処刑は投石によるもので、子どもを含む公衆の面前で行われたという
⇒ 処刑されたのは18歳と20歳前後の男性。携帯電話の動画などを根拠に罪を問われた
⇒ イスラム国は、組織に反発する人々を虐殺し続けている
⇒ 処刑された男性らもイスラム国に抵抗していたため、同性愛を口実に処刑されたとの見方がある

⇒ アフリカ中部ウガンダの憲法裁判所は1日、反同性愛法は無効という判決を下した
⇒ 反同性愛法は2013年12月に議会にて可決、今年2月にムセベニ大統領が署名し、成立した
⇒ 同法はHIV感染者が関与する同性愛行為などに最高で死刑が適用されるというものだった
⇒ 同性愛者の支援を行った者も禁固刑の対象になるという法律だった
⇒ 無効とした理由は、議会審議で必要な定足数なしに採決されたためと説明されている
⇒ 今回の無効判決を受け、ウガンダ政府がどのように対応するのかはわかっていない

⇒ 第22回冬季オリンピックがロシアのソチで開幕した
⇒ 昨年成立した同性愛宣伝禁止法を問題視、開会式には欧米主要国の首脳が欠席した
⇒ 2月5日には同性愛差別に抗議する集会が世界20都市で一斉に開催された

⇒ イアン・ソープは、オリンピックで競泳男子自由形にて５つの金メダルを獲得した元スター選手
⇒ 彼が13日、テレビ番組のインタビューで自分が同性愛者であることを告白した
⇒ ソープには長い間、同性愛の噂があったが、2012年出版の自伝でも否定していた
⇒ 同性愛者であることを打ち明けられるようになったのは「ここ２週間の話し」と語っている

WIKIPEDIA

イアン・ソープ

⇒ 連邦裁判所（最高裁）で野党指導者・アンワル元副首相の上告審が開かれたが、判決は持ち越された
⇒ アンワル氏は事務所スタッフの男性に同性愛行為をしたとされていて、性的不品行罪に問われている
⇒ 2014年3月、上訴裁判所は同性愛容疑について、一審（2012年1月）の無罪判決を覆し、有罪判決を下した
⇒ 国際人権団体からは「政略的な訴追をやめるべき」などと批判をしている
⇒ アンワル氏は今もなお、マレーシアの政治家の中ではカリスマを誇る存在となっている

WIKIPEDIA

アンワル・イブラヒム

⇒ 一部のクリニックでは「性的指向を変える」というビジネスが今も存在している
⇒ 治療法はポルノ映画を患者に見させて医師が電気ショックを与え続けるというもの
⇒ 国際的な関連機構はいずれも「手術によって性的指向は変えられないもの」という結論に達している
⇒ 米・カリフォルニア州では2013年、未成年者に対するこの手の手術を禁止し、他州でも広まりつつある

⇒ 中東やアジアを除くほぼすべての地域で同性婚は認められていく方向に向かっている
⇒ アジアでも近年は台湾、ベトナム、カンボジアなどで同性婚容認の動きが見られている

⇒ 国連は同性婚者の国連事務局職員に対し、異性婚者とほぼ同じ待遇にすることを発表した
⇒ 職員が結婚した国で同性婚が法的に認められていることが条件となる
⇒ 潘基文事務総長は「人権尊重は国連の使命の中核。全職員のさらなる平等な待遇を支持する」と話した

WIKIPEDIA

国際連合におけるLGBTの権利

⇒ 11月1日から開催予定の学園祭「雙峰祭（そうほうさい）」には「芸バー」という恒例のカフェがあった
⇒ 同大芸術専門学群の新入生が女装して接客するというもので、今年も開催が予定されていた
⇒ カフェにはハグやラップ越しのキスなど、同性間の性的行為を「見世物」にした内容だった
⇒ カフェの告知サイトに、同性愛者に関して不適切な表現があるとして大学側に通報が相次いだ
⇒ 大学側とサイトを制作した学生らは、性的マイノリティの方々へ不適切な表現があったことを認めている
⇒ 学生、関係教職員、担当者らの話し合いの末、カフェそのものに問題があるとして直前に中止が決まった

⇒ 同志社大学の学生サークルが同性愛者を差別するイベントを企画、多方面から批判されている
⇒ このサークルは「肝試しホモ試し」という企画を行い、ツイッター上で堂々と公表していた
⇒ 企画の内容は、同性愛者が集うハッテン場へ午前２時にでかけて恐怖体験するというものだった
⇒ ツイッターを見た人から苦情が大学側へ押し寄せ、学生サークルは団体登録を抹消された
⇒ 同サークルは公式ブログに謝罪文を掲載した

⇒ ゲストはNYに21年住むジャーナリストでコラムニストの北丸雄二さん
⇒ 牧村朝子さん、中村崇士さん、細見由紀子さん、稲場雅紀さん、福永玄弥さんらが登場
⇒ 期間限定で上記ポッドキャストにて放送内容を聴くことができます

MILK編集部が一番印象に残ったところは前半に北丸さんが語ったこの話し

女性が解放されることによって「まっとうに変われた」のは実は男性なんですね。女性の権利が認められたことによって、それまで「女性はレイプしてもいい人間だ」などと思っていた男性が「まっとうに変われた」わけです。同じように黒人が解放されることによって「まっとうに変われた」のは白人たちです。黒人の権利が認められたことによって、それまで「黒人は奴隷にしてもいい人間だ」という価値観を持っていた白人たちが、やっぱり「真人間になれた」わけです。そして今、LGBT、同性愛者たちが解放されることによって「まっとうに変われる」のは、性的マジョリティの人々なのです。そのことに気づかなければ、世界的な政治上の動きなどを見ても、本質的な問題を理解することができないわけです。　※内容をわかりやすく伝えるために実際の放送内容に一部加筆しています

北丸雄二さん公式サイト

https://www.kitamaruyuji.com/

⇒ Googleは７日からソチ五輪向けのロゴに変更した。そのロゴの色が話題になっている
⇒ オリンピックカラーは赤・青・黄・緑・黒の５色だが、レインボーカラーになっている
⇒ レインボーカラーは同性愛者らセクシュアルマイノリティの人権を訴える上で象徴的なカラー
⇒ 「スポーツを行うことは人権の一つである」とうたうオリンピック憲章も同時に掲載されている

⇒ 日産婦は「結婚した夫婦」に限られていた体外受精を事実婚カップルへ拡大することを決めた
⇒ 2013年12月の民法改正により婚外子に対する法律上の差別が撤廃されたことが理由
⇒ 政府は不妊治療の公費助成の対象を事実婚カップルまで拡大することを検討している