連連影展〜フェミニスト・アクティブドキュメンタリー・ビデオフェスタ(FAV)という上映会を開催します。
プログラムC、スイスの町でのLGBTパレードのメイキングを捉えた『パレード』は、
山形国際ドキュメンタリー映画祭や関西クイア映画祭で上映されて好評を博した作品
の関東初上映です。TLGP2006のショートフィルムも併映します。
・連連影展Vol.3
■日時:2006年10月01日(日) 13:00〜 ※「パレード」は18:00〜
■料金:1プログラム 1000円 3プログラム通し券 2500円
■主催:FAV 連連影展
■協力:アジア女性資料センター(AJWRC)、ビデオ工房AKAME、 関西クイア映画祭、
ふぇみん(femin)、反差別国際運動(IMADR)、山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)、 ドーンセンター
■場所:門前仲町天井ホール
https://www5f.biglobe.ne.jp/~monten/annai.html
《上映作品ラインアップ》
〜全3プログラム、すべて上映後トーク予定〜
■プログラムA [目線 めせん EYES] 13:00〜
『目線〜Women in Struggle』
監督:ブテナ・カナーン・コウリー [パレスチナ/2004年/60分]
-->パレスチナ人レジスタンスとしてイスラエルの刑務所に入れられた4人の女性の証
言ドキュメンタリー。この体験は彼女たちに多くの苦渋を与え、またその後の人生に
も影響を及ぼす。一人の人間・女性として彼女たちの思うこととは…。
『キタコリア』(予定)
撮影: 北コリアツアー参加者 [日本/2006年/10分]
AJWRCのツアー目でみた、ピョンヤン―水害、テポドン、脱北者…。こんな「北朝
鮮」報道が蔓延する2006年夏。余計な思い込みを持たずに到着した私たちを迎えてく
れた、ガイドと通訳の女性たち。ユーモアと切実な思いを受け取った。
■プログラムB[身体 BODY からだ] 15:30−17:30
『壺』
監督:ディヤーナ・エル=ジェルーディ [シリア/2005年/12分]
イスラム社会で生きる女性たちの切実な声は、わたしのと同じ。「女は家庭にい
るべき」、「夫の妻で、子どもの母」、「一人の女として自分の人生を歩みたい」、
「仕事を辞めるべきじゃなかった」。表題の「壺」とは何を意味するのか。
『亀姉妹(タートル・シスターズ)』
制作:女性映像集団WOM・障害女性共感 [韓国/2002年/45分]
パク・ヨンヒ(42歳)、チョン・ヨンラン(36歳)、パク・スンチョン(31歳)
の3人は、一緒に住み始めて5年になる障がいを持つ女性たち。自立したいという思い
から共同生活を始めた彼女たちの日常がとにかく楽しそう!
■プログラムC [パレード ぱれーど PARADE] 18:00−20:00
『パレード〜La Parade (notre histoire)』
監督:リオネル・バイアー [スイス/2001年/81分]
自然と町並みの美しい小さな町で「ゲイパレード」開催のため行動した人たち。
ところが地元各方面から、そして大都市ゲイコミュニティからも反パレード旋風が!
さあどう対峙するのか。監督自身も生のホモフォビア(同性愛嫌悪)に向き合うこ
とに。こうして多くの人たちがパレードに「参加」していく…。主催者のレズビアン
女性の理性と行動力に触発されて、観客の私たちもパレードに参加したくなる? は
たしてパレードは成功するのか? 感動とともに、パレードって何!?パレードの成
功って何!?と考えさせられる作品。(東京レズビアン&ゲイパレード2006の記録も併
映予定)
■問い合わせ先:
fav@renren-fav.org
□OFFICIAL SITE
https://www.renren-fav.org
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