サンパウロ市内の大型ショッピングセンターで8月3日、同性愛のカップルが一堂に会して、
キスをしたり、抱き合ったりする催しが開かれた。
当日は、家族連れの客などでごった返す中、レズビアンやゲイ、
支持者ら3,000人以上が集まり、自分たちのありのままの姿を見せることで、
偏見への怒りを訴えた。この催しは先月、同施設内で同性カップルがキスを
交わしていたところ、同施設の警備員に注意されたことがきっかけで、企画されたもの。
舞台となった「フレイ・カネッカ」は、普段は2万人ほどの買い物客が訪れるが、
この日は3万人以上が来店。抗議運動のつもりで行われたイベントだったが、
同センターにとっては思わぬ福音となった模様で、
今後も同じような催しがあれば、歓迎したいと話しているという。
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