【米】 「すべての人に人権を」 カリフォルニア州知事がパートナー法に署名

カリフォルニア州のグレイ・デイビス知事(民主党)は9月19日、同性愛者同士のカップルに、 異性愛者同士のカップルとほぼ同様の権利を認める法律に署名した。 この法律は、レズビアンであることを公言している民主党の女性下院議員により提出されたもの。 これにより、ドメスティックパートナーとして州当局へ登録した同性愛カップルには、 養子を迎え入れる権利や遺産の相続、離婚時の慰謝料など、あらゆる場面で、 男女の夫婦と同様の権利と義務を与えられることになる。 カリフォルニア州の人口は約3,400万人(全米1位)。

デイビス知事は「すべての人々に人権と平等を与えることを、私は強く約束する」と語り、 法律に署名を終えると、その様子を見守っていた大勢の同性愛者やバイセクシュアル、 トランスジェンダーらから大きな拍手が沸き起こった。 法律は、2005年1月1日から施行される。

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