【米】アトランタ・人の卵子を凍結保存する「卵子バンク」が今春開設へ
人の卵子を凍結保存する「卵子バンク」が、今春にも米ジョージア州アトランタに設立されることがわかった。開設者はアラバマ大のマイケル・タッカー准教授(42)。卵子は従来、精子とは違って保存液が内部にしみこまないため、冷凍保存が非常に困難だったが、タッカー氏の技術により、本格的な卵子の凍結保存が進んでいく模様だ。

これにより、卵子の提供者である女性は、若いときに卵子を凍結させて保存させておき、高齢になってから妊娠、出産を行えるようになる。出産時期の選択や、生命時計を人為的に遅らせることになるため、倫理面からの論議が起きそうである。

※追加情報 数年前までは3年ほどしか保存が可能でなかった卵子ですが、現在(2008年)では冷凍保存技術の進歩によって、その保存期間は半永久的となっています


|milk vol.25 2000/01/22 |home2000

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