【米】第71回アカデミー賞・『Gods and Monsters』が最優秀脚色賞を受賞
『フランケンシュタイン』『フランケンシュタインの花嫁』の監督、ジェイムズ・ホエイル(ジェームズ・ホエール)を描いた作品『Gods and Monsters/ゴッド・アンド・モンスター』が、先月21日(現地時間)に行われた第71回アカデミー賞授賞式にて、最優秀アカデミー脚色賞を受賞した。ゲイを描いた作品としては、1993年にトム・ハンクスが主演男優賞を受賞した『フィラデルフィア』以来となる。

同作品はゴールデン・グローブ賞、LA映画批評家協会賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞(作品賞と主演男優賞のダブル受賞)に引き続いての、全米主要映画賞の受賞となった。なお、主演男優賞にノミネートされていた、イギリスのサーの称号を持つことでも知られるゲイの俳優、イアン・マッケランはおしくも受賞を逃した。

作品賞を始め最多受賞となった『恋におちたシェイクスピア』には、イアンと同様に同性愛を公言している俳優、ルパート・エヴェレット(ルパード・エベレット)が出演している。 また、授賞式にはレズビアンのアン・ヘッシュがプレゼンターとして登場、ガールフレンドのエレンと共に入場し、NHKのインタビューにも応える場面もみられた。


|milk vol.16 1999/04/22 |home1999

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