【米】米軍・97年同性愛で除隊した数が激増
昨年に同性愛を理由に除隊した米兵は997人で、94年の調査に比べて67%も増加していることが明らかになった。クリントン政権は93年に同性愛者の軍編入を認めるとした新方針を打ち立て、「(同性愛者かどうかを)訊かない、語らない」という原則が成立したが、同性愛者であることを自認した場合と、同性愛行為が発覚した2ケースに限って、除隊を命じている。人権団体は「軍隊の中で同性愛者の差別が続いている証拠」と非難し、より一層の改善努力を軍に求める声を上げている。しかし、国防総省は「自ら同性愛者であることを公表するケースが大半」と語っている。


|milk vol.4 1998/04/22 |home1998

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