1996年7月、ジョージア州アトランタ市内のオリンピック100周年記念公園で、
仕掛けられていた爆弾によって100人以上が負傷、数人の死者が出たテロ事件で、
指名手配されていたエリック・ロバート・ルドルフ容疑者(36)が先月31日、
ノースカロライナ州のマーフィーで逮捕された。逮捕された当時、
ルドルフ容疑者はホームレスのような風貌で、新人警官によって身柄を取り押さえられたという。
同容疑者は、FBIがオサマ・ビン・ラディンらとともに10大指名手配犯リストの一人として捜索中で、
100万ドル(約1億2千万円)の懸賞金がかけられていた人物。
サバイバル生活に強いとされ、険しい山岳地帯に身を潜めているのではないかと思われていた
凶悪犯罪者の逃亡劇は、小さな町の、意外な形で終結することになった。
ルドルフ容疑者は、同性愛者やユダヤ人、外国人の排斥をとなえる
「アーミー・オブ・ゴッド(神の軍隊)」という準軍事組織グループの
メンバーで、オリンピック100周年記念公園のほか、妊娠中絶を行う診療所(97年1月16日)や、
レズビアンとゲイが多く集まっていたクラブ(97年2月21日)で起こった爆弾事件にも
深く関与していると見られている。クラブ爆破事件では、数十人が負傷した。
事件当時、同グループを名乗る犯行声明が、ロイター通信社など報道関係4社に届けられ、
その標的が連邦政府の職員・施設や同性愛者らに向けられていることが明示されていた。
□RELATED SITE (容疑者写真・FBIより)
https://www.fbi.gov/mostwant/topten/fugitives/rudolph.htm
|milk vol.71 2003/06/22 |home|2003 |