(毎月22日配信・無料) 【国内】 性同一性障害・ホルモン治療の年齢制限引き下げ

日本精神神経学会の特別委員会は今月、心と体の性が一致しない 性同一性障害の治療について、これまで20歳になるまで受けることが できなかった第2段階のホルモン療法と、第3段階の外科手術の一部 を、18歳であれば受けられるようにすることを発表した。学会は医療機 関に対して、今後は新しいガイドラインに基づいて個々の手術を行う よう求めている。性同一性障害の治療は、第1段階で精神療法、第2 段階でホルモン療法、最終段階で外科手術の順で行われるが、第2 段階以降は20歳以上という年齢制限が設けられており、患者側から できるだけ早い時期に治療を受けたいという要望が強まっていた。

□OFFICIAL SITE
https://www.jspn.or.jp/


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