付き合い始めて間もないゲイカップルの勝裕と直也。勝裕はある日、
男性不信に陥っているストレートの女性、朝子と知り合い、彼女から「あなたの子どもが欲しい」と告白される…。前作『渚のシンドバッド』から5年ぶりとなる橋口亮輔監督の新作。
主演の田辺誠一は『二十歳の微熱』('93)の時から出演を要請、監督の8年越しの思いが実現したキャスティングになっている。片岡礼子は本作で、2001年度キネマ旬報日本映画主演女優賞を受賞。
フランスやオランダのように、同性同士の結婚が法的に許される
ようになるには、日本は長い年月がかかりそうです。しかし、結婚≠フ問題は、
ゲイにとって避けて通れない関所のようなもので、この作品はひとつの提起をしたといえるでしょう。
■伊藤文學(いとうぶんがく) プロフィール
薔薇族編集長/1932年3月19日生まれ/東京都港区出身/魚座/駒沢大学文学部
薔薇族30年の全仕事を綴った新刊『編集長「秘話」』(文春ネスコ)が好評発売中
https://www.barazoku.co.jp/
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