高校はすでに卒業しているが、本当の性でもう一度高校時代をやり直したい
と願う徳島市在住の男性(30)が、学校側に受験を拒否され、訴訟を起こして
いた裁判で、徳島地裁(松本久裁判長)は今月7日、「男性は中学校を卒業
しており、出願資格を持っているのは明らか」とし、出願資格以外の理由で学
校側が受験資格を認めない余地はないとする判決を下した。
この男性は両性具有者で、身体的な発育状態やMRI検査では女性型であ
るとの診断を受けており、2年くらい前から女性として高校時代からやり直した
い、という希望を持つようになったという。
地裁の決定を受け、県教委はこの男性に受験資格を認めたが、受験会場
については「女性扱い」を希望する男性側と、「男性扱い」とする高校側との
主張が折り合わず、結局別室での受験となった。
|milk vol.27 2000/03/22 |home|2000 |