オランダ議会は今月12日、同性のカップルにも男女の結婚と全く同じ権利を与えることを承認した。この法案は107対33の大差で
下院を通過し、上院で修正を加えられたのちに、来年発効する予定になっている。性別にとらわれない婚姻制度を施行するのは、
これが歴史上初めてとなる。
オランダは同性愛者の権利に関してすでに先進国であったが、登録同居を認めるという形で、遺産や養子への親権などについては認められておらず、異性のカップルとは区別されていた。今度の改正にともなって、同性カップルは登録による同性パートナーから正式な婚姻関係に移行する。養子をとる権利や離婚の手続きも全く同じである。ただし、海外からの養子については、相手先の国が同性の結婚を認めていない場合には、養子をとることはできない。また、同性の結婚が認められるのは、オランダの国民あるいは永住権を有する人だけであって、観光客には摘要されない。
一方、この動きに反対する人たちは、この改正がオランダを孤立させ、国の価値を下げるものだと主張している。
|milk vol.34 2000/09/22 |home|2000 |