【イギリス】ジョージ・マイケルが公然わいせつ事件の真相告白
ロサンゼルスの公衆トイレで、おとりの警官にわいせつな行為をして誘ったとして公然わいせつで逮捕された英国の人気ロック歌手ジョージ・マイケルが、英国のテレビのインタビューに答えて“真相”を激白。

マイケルは事件の時のことを司会者に聞かれ「警察の罠にはまってしまった。あの時はとてもハンサムな警官に反応してしまった。あの時、目の前にあるものに対して行動したことを恥じてはいない。ただ愚かなことだったし、それでひどく苦しんだ」「まさかあんなふうになるくらいだったら、裸でロンドンの繁華街を俺はゲイだと叫びながら走り回る方がずっといい」と語った。

また、マイケルは事件の前の悲しい出来事についても率直に話した。「昨年母と、はじめての本当の恋人を亡くしたんだ。逮捕されたのはようやく絶望から立ち直ったと感じ始めて1週間もしない時だった。もちろんその日は地獄のような侮辱を感じたし、新しいパートナーに言い訳したりして大変だったが、翌日にはこっけいさを感じていたよ」

罪の意識について聞かれたマイケルは、「周りにいたのは2人の覆面警官だけで、大衆に裸を見せたわけではない」と否定した。また、セクシュアリティーについて「もしどちらの性にも興奮することができるのならバイセクシュアルだと思っていたが、今は違う。問題は、どちらを愛せるかということだ」と語った。


|milk vol.13 1999/01/22 |home1999

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