【アメリカ】サンフランシスコ市・肥満差別を禁止する条例制定へ
アメリカ・サンフランシスコ市は18日、肥満を理由に人を差別することを禁じた条例を制定する方針を決めた。

これは、市内のフィットネスクラブが「宇宙人が来襲したら、真っ先に食べられるのは太った人々だ」という巨大看板を掲げ、会員を勧誘したことがきっかけ。2月15日から同クラブ前で約25人がピケを張り、抗議のデモを始めたため、事態を重視した人権問題担当の市幹部トム・アミアノ氏が人権委員会に立法措置をとるよう要請した。同市は「人種、宗教、皮膚の色、年齢、出身地、性、性的志向、障害」による差別を禁じた条例を実施しているが、同条例の差別禁止項目に「体重」を加え、肥満者を差別から守るという。


|milk vol.14 1999/02/22 |home1999

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