【ジンバブエ】エイズで平均寿命が64歳から39歳に
エイズが原因で、サハラ砂漠以南のアフリカ諸国の平均寿命が大幅に縮まっていることが、米商務省統計局の先月18日に公表した世界人口統計で分かった。同統計局は、エイズがなかった場合の平均寿命を試算、実際の平均寿命と比べた。その結果、ジンバブエはエイズがないとすると64.9歳なのに、実際には39.2歳と、平均寿命が25.7歳も短くなっていることが判明。ナミビアは23.8歳、ボツワナも21.4歳とそれぞれ縮まるなど、エイズが原因で世界の21ヶ国で平均寿命が5歳以上、縮まっていた。 21ヶ国のうち、アフリカ以外は71.4歳が64.4歳になったブラジルだけだった。アジアでは、タイが71.3歳から69歳になった。


|milk vol.16 1999/04/22 |home1999

このページのトップへ戻る