【マレーシア】人権団体が「男色法」の廃止を要求
前副首相のアンワル・イブラヒム氏が政権抗争によりその座を追われた時に用いられた刑法が、同性愛と男色を禁じた刑法377。人権団体「ヒューマン・ライツ・アジア」はこの法律の廃止を求めたが、政府はマレーシアの宗教と慣習に外部から口を挿むべきでないと反論。教育大臣は「マレーシアはイスラムが多数を占める国であり、イスラムは同性愛を許さない」と述べた。

イブラヒム氏は同性愛容疑とは別の容疑で禁固6年が求刑されているが、同性愛容疑の裁判も始める予定。同氏は政府によるでっちあげだと主張している。(参考記事・ソース:6月16日付ルーテル・アワー・プレス・サービス他)


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