【国内】ダイオキシンなど環境ホルモンで精子減少?
DDTなどの農薬やPCBなどの工業用化学物質を含む、ホルモンに似た働きをする化学物質「環境ホルモン」が全世界に蔓延し、様々な生物や人間の生殖機能の低下、先天性異常をもたらしているとする声明を、アメリカなどの国際的な医学、環境専門家らが今月6日に発表し、警告を促している。

日本でも多摩川の鯉の調査で一部に精子の形成異常が発見されたほか、雌にしかないはずの卵子が精巣中に存在する「雌雄同体魚」が確認されたり、米国でも工場から流出した農薬の影響で湖に生息していた雄ワニの生殖器(ペニス)が短小化し、交尾ができなくなってしまったことが大きな問題になっている。


|milk vol.1 1998/01/22 |home1998

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