■「心の性」も胎児の段階で決まる
■6月13日付け朝日新聞
今月13日付けの朝日新聞に「一瞬ではない性の決定」(宇野賀津子)と題された記事が掲載された。
記事の中で宇野氏は、人の性は一瞬で決定されるのではなく、遺伝的性、内性器(精巣か卵巣か)・
外性器の性、そして心の性の段階を経て決定されるものであると論じている。
記事によると、まず遺伝的性は、母親の卵管のなかで卵子と精子が巡り合った瞬
間に決まり、X染色体をもつ精子と受精すれば女に、Y染色体なら男になると説明。
つぎに内性器の性、外性器の性が受精後40日から60日ぐらいで作られ、
身体の男女が決定される。
そして、生まれたあとで決定されると思われていた心の性も、胎児
の段階でかなりの部分が決まるのだということを指摘。
母親の体内にいるとき、精巣から出される男性ホルモンのシャワーが、
心の性を男性方向へと変えていき、これが不十分だと、心の性の男性化が十分でなくなると伝えている。
また、体外からの男性ホルモン物質は、女児の男性化を引き起こす、とも述べている。
■雌雄同体のカタツムリの不思議
■6月11日付け朝日新聞
今月11日付けの朝日新聞にカタツムリの性についてのちょっとした話題が記事に
なっていた。なんでもカタツムリは雌雄同体の生き物で(知ってました?)、どの個体
にもオスの器官とメスの器官の両方を持っているというのだ。だからオスとメスの区別
がなく、子孫を残すときは、性別不明の2匹が両方の生殖器を用いて精子を交換し
あい、同時に受精する。だからカタツムリはオスもメスも両方とも卵が産めることになる
とのこと。
|milk vol.6 1998/06/22 |home|1998 |