【国内】都内精子バンク業者・国内初、未婚女性への人工授精出産
東京都内の民間精子バンク業者は12月14日、不妊治療として行われている他人の精子を使った人工授精(AID)を10人余りの女性にあっせんし、複数の未婚女性が出産していることを明らかにした。日本産科婦人科学会は、AIDを法的な夫婦への不妊治療に限っており、国内で未婚者への実施がわかったのは初めて。

この業者によると、今年6月に女児を出産したという元会社員の女性(32)は、昨年、インターネットのホームページの宣伝を見て、業者を訪問した。匿名だが身長、学歴などを書いた写真付きの精子提供者リストから、提供者を選定。業者が提携している都内の診療所で人工授精を受け、8回目で妊娠、出産した。女性は、あっせん料など約200万円を支払った。


|milk vol.12 1998/12/22 |home1998

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