(毎月22日配信・無料) 【米】 差別犯罪法案、マシュー・シェパードさん殺害事件を契機に再論議

米国ワイオミング大学の学生(21)が同性愛者だという理由で撲殺され た事件をきっかけに、全米で、人種差別や同性愛者差別などを動機とす る犯罪「ヘイトクライム」に関する議論が再熱している。クリントン大統領は ヘイトクライムを非難する声明を出し、同性愛者である政府高官を葬儀に 派遣した。一方、反同性愛者主義者たちは、同性愛を非難するプラカー ドを掲げて葬儀に殺到した。

この議論の盛り上がりに、ヘイトクライムに対する連邦法の制定を目指 す人々は勢いを得ており、来年1月6日には、ヘイトクライム防止法案の ためのワシントン行進が予定されている。しかし、ほかの犯罪より厳しく 罰すると、行為でなく信条による量刑となり、信条の自由と法の下の平等 を保障した憲法に抵触するという理由から、慎重論もある。


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